最終回がやってきた、ヤァヤァヤァ。

毎週毎週1曲ずつupしてきた「Weekly At All」も、
ついに最終回となりました。
みなさん、ご清聴ありがとうございました。
もともとオレ的には、ライブは消え物だから、刹那で素晴らしい。
という考えがあって、
映像や音源を残すのはあんまり好きじゃないんですが、
この去年の11月8日のライブは、
中々実現出来ない素敵なみなさんとせっかく演奏で来たので、
当日見にこれなかった人たちにも見てもらいたくて、
友人の映像作家の飯野弘也氏の協力のもと
映像に収めることが出来ました。
村松隊長は「売ろうよ。」とも言ってくれたんですが、、
メインの唄の人が、値段の付くような代物じゃないので、
こういった形でYOU TUBE化しました。
もうこんな機会は当分ないような気もするので、
これからは、会場にせっせと足を運んでくださいませ。
お待ちしてるよん。
というわけで、最終回「午後の冒険者」
ばばん!

この曲は「歪」に収録されました。
「歪」は、福岡史郎さんのプロデュースで、
史朗さんのギンジン・スタジオで録音されたんですが、
せっかく史朗さんと一緒にやるんだからというこで、
1曲歌詞をお願いしたんですね。
本来は、福岡史朗作詞、一色進作曲となるはずだったんですが、
史朗さんの仮歌がもう本来のメロディとは、
「同じ曲なの?」ってぐらい素晴らしくて、そっちを採用したために、
まず作曲が共作になりました。
そして、オレが史朗さんの歌詞に、
ここは、ちょっとこう変えてもいいとか言い出しちゃって、
歌詞も共作に。
自分から頼んどいて、歌詞変えんなよ、オレ。
ほんと、わがままなんでいろんな人に迷惑かけます。
そしてこの日念願のライブで一緒に演奏が出来て、
とってもハッピーでした。

「午後の冒険者」 作詞・作曲福岡史朗/一色進

はじけて消えるシャボンになれば
ぼくらは午後の冒険者
夢は続くよキミを見れば
ぼくらは午後の冒険者

棘が欲しいね 雨上がりの午後は
棘が欲しいね 雨上がりの午後は

くるくる回る風車だね
ぼくらは午後の冒険者
夢は続くよキミがいれば
ぼくらは午後の冒険者

傷が欲しいね 雨上がりの午後は
傷が欲しいね 雨上がりの午後は

夜が来て 赤い星 サソリ座が迎えに来るまでは
ぼくらは 舟をこぎ 稲妻をすり抜け雲に乗る

はじけて消えるシャボンになれば
ぼくらは午後の冒険者 棘が欲しいね
くるくる回る風車だね
ぼくらは午後の冒険者 傷が欲しいね

夜が来て 赤い星 サソリ座が迎えに来るまでは
ぼくらは 舟をこぎ 稲妻をすり抜け雲に乗る

14週に渡ってお送りした「Weekly At All」は、
お楽しみいただけたでしょうか?
では、また次回は会場でお会いしましょう。
なにキョロキョロしてんだよ、
アンタに言ってんだよ。
え~っと、ウチ東京じゃないし~、
とか、関係ないからね。
姫乃たまさんのバンドメンバーが発表されたみたいなので、
ひつこく告知桃太郎侍。

UNDERGROUND HEADLINERS vol.2
出演 ★ジャック達 一色進/宙GGPキハラ/夏秋文尚+大田譲(カーネーション)
★姫乃たまwith Band( 小森清貴:ギター/池上加奈恵:ベース/鮎子:ピアノ/関口萌:ドラムス )
2018年4月26日(木) @吉祥寺マンダラ2
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6
TEL/FAX:0422-42-1579
http://www.mandala.gr.jp/man2.html
前売3500円 当日4000円
18:30開場 19:30開演

次回ジャック達は、姫乃たまさんと、

みなさん、大変お待たせしました。
そしてオレもとっても待ちました。
次回ジャック達のライブの告知解禁日がやってまいりました。
ばばん!

UNDERGROUND HEADLINERS vol.2
出演 ★ジャック達
★姫乃たまwith Band
2018年4月26日(木) @吉祥寺マンダラ2
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6
TEL/FAX:0422-42-1579
http://www.mandala.gr.jp/man2.html
前売3500円 当日4000円(共に+1drink代)
18:30開場 19:30開演

姫乃さんは、地下アイドルとして、ライターとしての活動が有名ですが、
音楽家としてもそのたぐいまれなる才能を何枚ものアルバムで発揮していて、
ジャック達が、ずっと共演を望んでいました。
この夜から、東京の音楽シーンが変わったと、
末永く語られるような夜になるかもしれません。
みなさんも目撃者になってください。
まあ、語られないかもしれないんだけどね。
乞うご期待あれ。
そして本日より、マンダラ2店頭並びに、
電話、メール等など、前売受付開始です。

そして、「Weekly At All」その12は、
シナモン・タンゴです。
ばばん!

この曲はソロ・ファースト「歪」に
収録されました。
福岡史朗さんのギンジン・スタジオでこのアルバムは
録音されたんですけど、
真っ先に始めたのが、この曲でした。
まずはオレがエレキ弾き語りで歌うんですが、
当然仮歌、仮ギターのつもりでオレはいたんですが、
何と最初に弾いたオレのエレキが最後まで残るという。
福岡史朗恐るべし。

この曲はあるイメージが思い浮かんで出来ました。
独房で過ごす死刑囚がある日看守にギターを渡されます。
「お前歌手だったんだってな。最後に1曲歌ってくれよ。」
男はそして、歌い出したのでした。
そんなイメージ。

この日の演奏はオレが進行を間違えて、
歌詞もデタラメで、最初この「Weekly At All」から
外そうかとも思ったのですが、
他のみなさんの演奏が素晴らしいので
どさくさに紛らす意味でも13週目に登場です。
それでは、歌詞の正解、
ばばん!

「シナモン・タンゴ」

街にマーチングバンドが練り歩く頃に
お前は甘い香りを連れて現れる
お前のその香りに吸い寄せられて
オレも集まる蛾の群れの一人さ
お前のはだけた胸のTATTOOのストーリー
誰もが続きをのぞきたがってる
シナモン シナモン シナモン シナモン・タンゴ
あとは愛を競り落とすだけさ

my my my my baby love 愛を計る秤の上で
my my my my crazy baby love 今夜も愛を確かめ合うのさ

夜毎色が変わる唇カメレオン
その瞳の中のオレを見ながら
オレの鼓動の高鳴なりにつられて
逸るダンスのビートもテンポアップ
場末の安いモーテルの白い壁に
今夜のタンゴの影が映る
シナモン シナモン シナモン シナモン・タンゴ
あとは愛を競り落とすだけさ

my my my my baby love 愛を計る秤の上で
my my my my crazy baby love 今夜も愛を確かめ合うのさ

シナモン シナモン シナモン シナモン・タンゴ あとは愛を競り落とすだけさ
my my my my baby love 愛を計る秤の上で
my my my my crazy baby love 今夜も愛を確かめ合うのさ

そして来週は、ついに最終回「午後の冒険者」
福岡史朗の登場です。
大団円と相成るのか、ご期待あれ。

嫌いになりたくないの巻

しかし、1年ぶりのジャック達、
まあいろいろありましたが、
無事終わってよかったです。
重ね重ねみなさんどうもありがとう。
全然違う出のSEが流れるとか、
もう初っ端からとってもジャック達でしたね。
何一つ伝わらない告知とか、
ほんと笑かしよんなあ。
次回ライブもただいま調整中なんでもうしばらくお待ちくださいませ。
そして、「Weekly At All」その12は、
嫌いになりたくない、です。
ばばん!

この曲は、
タイツの4th ALBUM 「GET CULT」に収録されました。
「GET CULT」は、1992年の作品なんですが、
その前の「RADIO DELICATESSEN」が1988年なので、
4年のブランクがあったんです。
この4年間がねぇ、タイツ暗黒の時代なんですよ。
あ~、今思い出しても身の毛がよだつ。
「RADIO DELICATESSEN」のあと、
それまでタイツの作品をリリースしてくれた
BOXレコードが店じまいしてしまい、
出口探しに奔走する4年間でした。
もちろんその間も録音こそしませんでしたが、
ライブは続けてたわけで、新曲がたまっていきます。
で、結局もうこれは自分でやるしかないという結論に達して、
みんなの宝物レーベルを立ち上げるわけです。
まあ今と違ってCDの制作費も0が一個多い時代なので、
正に一念発起なわけですよ。
たまたまその頃詞を何曲か提供したアニメのサントラみたいなやつが
オリコンの上位に食い込んで、
まとまった印税が入ったことにも後押しされました。
それと、たまたまツアーで回った名古屋で
ふらっと入った中古盤屋で、
タイツのファーストの「GOLDEN POPS」が
2万円で売られてて、これはいかんというのも思い、
「ゴールデンどこかで」の制作も思い立ったんですね。
新レーベルの1作目が再発のなのも今一なので、
「GET CULT」の制作が始まりました。
たまりにたまった4年分の新曲を20曲録音しました。
巖ちゃんに、いくらなんでも長すぎると言われて、
結局は18曲入りのアルバムになったんですが、
それでも充分なボリュームですね。
「嫌いになりたくない」は、そんな状況の中で作られた曲なので、
狂気の1曲です。
もうこの頃は、完全に頭がおかしい人でした、オレ。
この曲の歌入れは、鈴木博文さんの湾岸スタジオで行われんですが、
この曲終盤のオレが絶叫するくだりを何度も何度もやり直してると、
コーヒーを持ってきてくれたフーちゃんが、
そのあまりの狂った状態に入るに入れずスタジオの外で立ちすくんでいたそうです。
そして、ひと段落して、入ってきて、
「一体どんなアルバムをつくっているの?」と真顔で聞かれたのが、
今でも思い出すと笑えますね。
今回のAT ALLのみなさんも譜面とにらめっこで
真顔で演奏してます。
いつも迷惑かけてすみません。
みなさんもご堪能あれ。
そして、歌詞ばばん!

「嫌いになりたくない」

ドッチラケな夜でも恋はまだ
虫の息続けてる
ソッチノケな愛でも恋はまだ
ローソクは消してない

それはいつかも忘れてしまいそうな
そこは思い出せない位遠い昔
どこかのバーで確かに君と出会い
僕は君のどこかにひかれ君をみそめ
Honey honey そんな頃を
もうずっと忘れてたね

そして何年か分ちょうど君が変わり
僕も僕で誰かとよろしくsexy drive
君の部屋に別の男の歴史がたまり
僕は君の嘘を信じることに馴れた
Honey honey さよならの
カードだけ残ったね

I don’t wanna hate you
I don’t wanna hate you
君のこと 君のこと 嫌いになりたくない

ドッチラケな夜でも恋はまだ
虫の息続けてる
ソッチノケな愛でも恋はまだ
ローソクは消してない

最後のカードが置かれた席で
君と僕は初めて同じ気持ちでいた
二人の子供が二人の大人になって
君に付けた傷の数だけ君が大事さ
Honey honey やり直しさ
君のこと 嫌いになりたくない

I don’t wanna hate you
I don’t wanna hate you
君のこと 君のこと 嫌いになりたくない

そして来週は、「シナモン・タンゴ」だよ。ご期待あれ。

夕べは、たくさんありがとう。

昨日の日曜日、ニューベリーにて。
たくさんのお運びありがとうでした。
みなさん、1年ぶりのジャック達いかがでしたか。
オレ的には、とっても愉快でしたよ。
それでは、昨日のセット・リストばばん!
見れた人は、思い出しながら、
見れなかった人は、思いをはせてご覧くださいませ。

2018/2/25 「THE TIME HAS COME」ジャック達
@東京西新宿newbury

1st stage

01 the time has come  vo. 夏秋
02 スーパーソニック・トースター
03 乙女座ダンディライオン
04 物憂げ vo. キハラ
05 Silly Girl  vo. 大田
06 東京一悲しい男
07 Ordinary(新曲)
08 暁ワンダーボーイ
09 unhappy birthday song

2nd stage

01 謎の帽子屋
02 追憶カフェ  vo. 大田
03 スキニー・スキニー  vo. キハラ
04 Boon Boon Subway(新曲)
05 Snow storm Warszawa
06 みみずく
07 禁断のチョコレート・エンジェル
08 Strange Move
09 恋はこりごり

En.1 What‘s new love song
En.2 エルドラド

ニューベリー・ライブでは欠かせない
PA内田くんにもとっても感謝。

くま―さんの写真、勝手に拝借。

あさって、ニューベリーで逢いましょう。

いよいよ、あさってですね。
1年ぶりのジャック達。
ニューベリーで、逢いましょうか。
しかし、昨日も今日もリハなんですが、
バンドって不思議な生きものですね。
もう、久しぶりなのに4人揃うとジャック達の音以外の何ものでもない
サウンドが鳴り始める。
オレって、バンドが好きなんだよな~と、
昨日つくづく思いました。
新曲もとってもいい感じですよ。
みなさんお楽しみに。
それにしてもまあ、今に始まったことじゃないんですが、
このライブ予約の伸び悩みは何なんでしょうか。
もうみんな、ギリギリになんだから。
まだの方はお店に連絡しましょうね。
告知モンダミン、ばばん!

NEWBURY Presents ALCOHOLIDAY SHOW TIME vol.93
[THE TIME HAS COME]
2018年2月25日@西新宿ニューベリー

出演
ジャック達
一色進/宙GGPキハラ/夏秋文尚&大田譲(カーネーション)
開場18:00 開演19:00
前売 3500円 当日4000円(共に1ドリンク付)
問い合わせ
NEWBURY 03-5330-8098 平日午後6時以降
http://www.newbury.jp/

そして、「Weekly At All」その11は、
ジャック達復活記念「暁ワンダーボーイ」
ばばん!

この曲は、ジャック達最新アルバム「JACK TOO MUCH」の
オープニングナンバーですね。
去年オレは、いろんなライブやりましたが、
そのすべてで演奏しました。
もともとは、デビッド・ボウイに捧げた歌なんですが、
この日は、遠藤賢司さんのことを思いながら歌いました。
エンケンさんとの思い出はいろいろありますが、
オレがまだクラウディというバンドをやってたころ、
19とかはたちぐらい。
そのころの彼女がワルツでバイトしてたんですね。
ワルツは、渋谷にあったエンケンさんのやってたお店です。
そしてそのだいぶ後、
仲良しだった映画監督の長嶺高文監督の「ヘリウッド」に
エンケンさんが主演したりとか。
タイツとも何回か対バンして、
アンコールで東京ワッショイを合奏したりとか。
いろいろ思い出しながら歌ってました。
歌詞、ばばん!

「暁ワンダーボーイ」

例えば文字に起こせば 
他愛のないこんな想い
君に伝えたくて 旋律という魔法で 
涙がこぼれ出してくる

君が乗ったバスが 暁へと消えて
取り残されてく 凡庸で間抜け面な
男と女が抱き合う

ワンダーボーイ赤い月が 君の唄に合わせ
ワンダーボーイ君を真似て 踊り出すよ
レクイエムさ

例えば永遠とやらが 誰かに当たるとしたら
君に当たればいいのに

ワンダーボーイ 夜の闇がこんな暗いなんて
ワンダーボーイ 恋の唄がこんな虚しいなんて

終われない 終わらない パーティーを始めよう
ダンスビート ディスコビート パーティーを始めよう
終われない 終わらない

ワンダーボーイ 赤い月が君の唄に合わせ
ワンダーボーイ 君を真似て 
踊り出すよ

来週は「嫌いになりたくない」だよ。乞うご期待あれ。
それでは、あさって待ち合わせますか。